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党の政策

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目黒区豪雨対策計画改定素案に対するパブリックコメントの提出をしました。

第1章〜全体を通して
1・計画改定の背景について
・気象庁の示す1時間降水量は緩やかに右肩上がりになっている。また、1時間降水量80ミリ以上の年間観測回数でも右肩あがりになっている。こうしたなかで、近年起こっている「ゲリラ豪雨」、2020年7月の令和2年7月豪雨(熊本豪雨)で観測された線状降水帯の出現や気候モデルの計算による、熱帯低気圧の強大化が懸念されるなど豪雨対策は急務の課題である。
区内においても早急に豪雨対策を強める必要がある。平成25年には時間100ミリを経験し200件を超える被害が発生した。平成30年にも時間76ミリを記録している。令和元年には台風19号により、自主避難所も開設した状況である。目標設定はおおむね30年後ではなく、「時間75ミリ」を前倒しで早急に実現せよ。
第4章
3・流域対策について
・流域対策において、より区民や事業者が助成などを活用できるよう、導入実例を写真や費用などとともにわかりやすく示すこと。
・東京都が示すには学校や公園などの公共施設の改築や更新の機会に、積極的に一時貯留施設などを設置していくということが進んでいる自治体の実例としている。浸水の可能性が高い地域において、土地がない中でどう克服していくのかを示すこと。
・浸水の可能性が高い地域での区道においてはより水が吸収できるような道路の材料や対策を拡充すること。
・都のすすめる、「豪雨対策下水道緊急プラン」が予定より進捗が遅れているため、早急にすすめるよう都に要請をすること。
・目黒川流域に存在するビルは、雨を受けて近隣に影響が起こることなども考えられる。対策においても十分検討して行うこと。
4・家づくり・まちづくり
・区民が個別でできる雨水タンクなどの対策は狭小住宅などで限界がある。こうしたなかで公的なまちづくりに期待が寄せられる、公的な機関として個人任せでなく目黒区に合った対応を進めよ。
第6章
6・避難・防災対策について
・対策強化地区における高齢者のひとり暮らしや高齢者のみの世帯など、区は防災無線をより強化したが、確実に情報が届けられるよう先進自治体の取り組みを研究し、検討すること。
以上

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