党の政策
目黒区自転車走行環境整備計画素案への意見を提出しました。
目黒区自転車走行環境整備計画素案への意見
2018年1月15日
日本共産党目黒区議団
1.東山小周辺と下目黒柳通りは自転車専用レーンの設置が可能であり、区道のモデル路線として設置すること。
2.幅員が狭いため1.5メートルの自転車専用レーンがとれない区道であっても、積極的に自転車専用レーンの形態での設置を工夫すること。
3.自転車ナビマークによる整備をする場合には、車道の路面に白色のナビマークを表示するだけではなく、効果を上げるために、場合によっては路側帯も含めて、一定の幅で青の着色を施した自転車通行帯を設置すること。
4.通勤や保育園の子どもの送迎などで危険な路線の自転車走行環境整備のネットワーク形成は重要である。自転車ネットワークの形成については、国も都も、区のネットワーク計画での位置づけに基づいて整備を進めると表明している。目黒区が先ず、区内の現状を調査し、国道、都道を含む自転車走行空間のネットワーク計画を早急につくること。そして、これに基づいて都道などの整備を都などに要請すること。
5.国道・都道・近隣区とのネットワーク計画の重要性を考えれば、49頁の整備路線延長の表は、国道・都道なども加えるとともに、わかりやすい説明を加えること。参考に近隣区の優先整備路線延長と割合を掲載すること。
6.自転車による交通事故が多発しているなどで危険性が明白な箇所の改修については、迅速に整備を図ること。26,27年データだけでなくできるだけ多くの年度によるデータを参考とすること。
7.雨水取水口の目が粗くて自転車の車輪をとられてしまう箇所、マンホールのスリップ防止、舗装が乱れている個所、中低木が車道にはみ出している箇所、交差点やカーブで見通しのよくない箇所などについて総合的に点検し改善すること。また、ロードトラリスによる歩道の有効幅員の拡大を図ること。
8.超高層ビル周辺の自転車走行環境については、風害対策を確実に行い、自転車走行中に風にあおられて転倒する事故を未然防止すること。
9.海外からの観光客の多くが右側通行の国から来ているため、左側通行の日本においても、道路を見ればルールがわかるようにすること。
10.1億円近い賠償金の命令が出される下で、自転車保険への加入促進のための具体策を講じること。
11.23区間連携によるサイクリングロード形成の検討を行うこと。
以 上