党の政策
5月9日 目黒区施設白書と区有施設見直しの進め方についての意見
を出しました。
目黒区施設白書と区有施設見直しの進め方についての意見
2013年5月9日
日本共産党目黒区議団
すでに、施設白書構成(案)及び施設白書(案)で、2度にわたって詳細な意見を述べてきた。今回は、第5章区有施設見直しの進め方に絞って意見を述べる。
今後の施設見直しにおいては、区民を中心にした検討に切り替え、住民参画の徹底を図ること。具体的には、以下の通り。
1.庁内検討会議として担当部署ごとに各施設における説明・懇談会を開催すること。利用団体や区民が参画する検討組織をつくること。
2.5月28日、6月1日の区民説明会においては、次のことを補足し説明すること。
(1)この間、先行して実施または計画化した区有施設の見直し(統廃合、民間委託、開館時間や職員配置など運営体制の変更)について説明すること。
(2)目黒区の更新経費試算については、25年度からの10年間で711億円になるとしている。この試算の前提条件や根拠等についてはわかりやすく丁寧に説明すること。また、年間平均70億円の大規模改修・更新経費の財源内訳については、国や都の補助金及び起債の予測を示すこと。
(3)目黒区地域防災計画における区有施設の役割や不足する避難所の現状についても説明すること。
3.区有施設利用者アンケートの調査対象を不特定多数の区民利用がある施設に限らず、保育園や学童保育など特定される利用者の施設についても、各々施設特性にあったバージョンをつくり、すべての施設でアンケート調査を行うこと。児童館等については、子ども条例に基づき子ども対象のアンケートを行うこと。
4.ていねいな実態把握と区民の意見を反映した施設見直し方針をつくるために2013年3月策定というスケジュールを見直すこと。
5.施設白書及び概要版については、希望者に対し無料配布を検討すること。各図書館に複数の施設白書を貸し出し用として置くこと。
以上