党の政策
中学三年生まで医療費(通院費、入院費)無料化へ、日本共産党の提案実る=目黒区新年度予算原案
目黒区は十一日、区議会議員に対し新年度予算原案の説明会を開き、今年十月から中学三年生までの子どもの医療費の無料化を実施することを明らかにしました。日本共産党がかねてから要求してきたことが実現したものです。
これまで、目黒区の医療費無料制度は、小学生は入院費のみを対象にしてきました。近隣区が次々と同制度の拡大を実施する中、「目黒区でも早く小・中学生の医療費を無料にして」という区民の切実な要望が寄せられていました。
日本共産党は昨年の六月議会で、中学生への制度拡大を見越し、第一段階として小学六年生までの医療費無料化を条例提案。自民、公明、民主、社民各党が否決した後も、党は署名活動繰り広げ、中学三年生までの医療費無料化を実現するために全力をあげてきました。
アトピー性皮膚炎の子どもを抱えている、中根在住の女性(43)は、「小学生になってからは有料だったのでたいへんでしたが、これで安心して治療を受けさせることができます。本当にうれしい」と語っていました。