政務調査費問題、区立保育園民営化で助役に要請
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助役に申し入れる日本共産党区議団 |
日本共産党目黒区議団は五日、政務調査費問題と区立保育園の民営化にかかわる問題で、助役に緊急要請しました。
政務調査費の問題では、前議長と公明党区議団の不正使用だけでなく、他の議員からも政務調査費の自主返還が始まっていることを示し、なぜ、このような事態になっているのかの説明が各議員に求められていることを指摘。区長が調査する考えのないことへのマスコミからの批判も紹介し「区長は外部監査請求をおこなうべきだ」とのべました。
助役は「庁内でもいろいろ意見がある。区長には統括責任者としてのメッセージを発してほしいと要望もしている」とこたえ、区のホームページや区報に区長の見解を載せることを明らかにしました。
区立保育園の民営化では、指定管理者による管理・運営では営利企業の参入に道を開くことになることを指摘。民営化の対象になっている第二田道保育園、第二ひもんや保育園、上目黒一丁目保育園について、区民への約束どおり非営利の法人に限定するよう要請しました。
助役は「職員労働組合とはそういう方向で合意してほしいということは指示している」とのべました。