森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

586号 羽田都心飛行の危険



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説明求める

 10月4日、羽田都心低空飛行ルートの問題で、国交省航空局の説明の場に同席しました。日本共産党山添拓参院議員の要請により設定され、父親が航空機の整備士だったという東京比例ブロック候補や関係区の都議、区議、住民による質疑応答が行われました。

事故が多発

 最近、航空機からの落下物やエンジンが火を噴く重大事故が相次いで起こっています。
 9月5日、日本航空機が、羽田空港を離陸滑走中エンジンに不具合が発生し、離陸後エンジンを停止し、引き返し着陸しました。エンジンケースに穴が開いていました。

落下物が激突

 9月23日、KLМオランダ航空旅客機が関西国際空港を離陸し上昇中に重量4・3キログラムのパネルが脱落し、大阪市内を走行中の車両に衝突しました。この事件は、航空法によると、「航空機から脱落した部品が人と衝突した事態」に準ずる重大事態でした。

週一落ちてる

 国交省の調査によれば、航空機から機体パネルなどの部品が喪失したケースは、2009年以降の8年間で437件、重量が1坩幣紊離院璽垢64件あり、飛行中に落下した可能性があると報じられています。

外国機は不明

 国内機の場合は、日本政府が航空会社に対してこうした事態の報告を求めていますが、外国の航空機の場合報告は落下物事故の実態把握さえ行われていません。

危険性は絶大

 羽田の都心低空飛行ルートは国際便です。目黒区上空を飛行することになれば、危険性は計り知れません。

説得力なし

 この日、国交省航空局に対し、どのような安全性確保の取り組みをしているのか、山添参院議員が質問しました。
 重大事故の未然防止策として、空港にいる外国機への検査回数を増やす。航空会社に対して落下物や火災事故などの未然防止点検を強化するなどと答えましたが、あまり具体性がありません

整備士不足

 航空会社の整備士などの人員不足で過密労働による体調不良の実態に対して、国交省は監督責任があるにもかかわらず、労働問題は厚労省の所管だと責任逃れの姿勢ではないか。この質問に対し航空局は、立ち入り検査でシフトの状況も指導すると説明しますが、各航空会社の整備士の数の推移がどうなっているか。国交省に航空機検査官が何人いるのか、検査の仕組みはどうか、など説明資料を出すべきです

杜撰な対応

 KLМは、日航からパネルを借りて取り付け、翌日飛行し、このパネルが落下しました。成田の民家に氷の塊が落下した事故は、航空機由来の氷の塊かどうか運輸安全委員会で調べていると逃げ腰です。参加者が、現在の安全対策だけでは事故の未然防止はできぬと国交省は認めよと迫ったのに対し、安全確保に努めると繰り返すのみでした。

何が起こるか

 エンジンが火を噴くようなトラブルが頻繁に起こっています。2009年「ハドソン川の奇跡」と報道された事故は、鳥の群れを吸い込んだ両エンジンが停止した事故でした。何が起こるかわかりません。

危険な計画だ

 夏場の南風時、午後3時から7時まで1時間に13回、5分ごとに落下物の危険や騒音公害にさいなまれることになります。国と都と区で協議会を設置し諸課題をつめると言いますが、目黒区民センター上空600mを低空飛行する危険極まりない羽田新ルート計画は断念すべきです。

強権的なやり方

 30年度予算概要については、羽田新ルート関連だけで、飛行経路の変更に必要な航空保安施設、誘導路の整備など134億円を措置します。
 教室型説明会も開かず、住民の声を聞かない安倍政権の強権的なやり方は、反対の声で退陣に追い込むしかないようです。


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