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■579号 高い後期保険料と給与差押の冷酷さ
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後期医療改悪
75歳以上の6割近い人が対象で、保険料は2〜10倍に跳ね上がります。その影響は、2万7千人余の被保険者のうち、低所得者に対する軽減措置は2540人、一人当たり平均5889円です。元被扶養者への軽減措置は、579人、一人当たり8500円です。
75歳労働者
無年金または僅かな年金のため、75歳を過ぎても働かなければ生活できない人が多くいます。払いたくても高すぎる保険料がこうした人たちを苦しめています。
給与差押やめよ
後期保険料が未納、国保も未納というケースは多いのですが、滞納処分の前には訪問し、実態把握をしっかりやり、書留などで相手に未納を知らせる努力を徹底すべきです。分納約束など無理のないやり方で支払いを調整すべきです。滞納対策が一元化されましたが、社会保障であることを貫き、行き過ぎた滞納処分、給与の差し押さえは、絶対にやってはなりません。
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