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■５２１号 区税収入増が史上最高レベル
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４００億円超はバブル期なみ
目黒区の新年度予算原案は、歳入では区税収入が３１億円余の増額で、当初予算としては史上最高規模（またはほぼ同じ）の増加で、４００億円を超えるのは決算ベースで過去６回しかありません。増収の理由は、配当所得が大きく増収していることによります。
偽りの緊急財政対策
一方、給与所得は横ばい、営業所得や年金所得は減少し、区民生活の厳しさを反映しています。また、４月からの消費税８％への増税で、地方消費税交付金が５億８０００万円増加しています。
歳出は、１８０億円削減の緊急財政対策（２２〜２４年度の３か年）の最終年度として、暮らし・福祉・教育の全般にわたるカットを予定通り行います。初年度から史上最高の黒字決算が続く中でも、福祉削減をそのままやり続け、区民生活は貧しくなるばかり。
黒字続きで貯金急増
財政対策に使える基金残高は、財政計画を１２億円も上回る８６億円。これは、財政危機をあおり、２０１２年度から１４年度までに１８０億円もの区民生活をカットした区政運営が、基金を大幅に増やす要因です。
運動で実った要求も
こうした中でも、区議団は、要求実現の先頭に立って区議会で取り上げ、区民のみなさんとともに運動してきました。そのいくつかが新年度実現します。
�―斬陬螢侫�ーム助成を５％から１０％へ拡大
��東山小学校の改築（東山住区センターを含む複合化）
��私立認可保育園の３園増設などで３００人分の定員増
�ぞ祿音�放課後デイサービス２カ所目の開設
�ヅ墜擦佞譴△ご曚貿�知症デイサービスや小規模多機能型居宅介護施設を整備
�Χ莟槌衒乎�アパートの建て替え。
��民間建築物の耐震設計費助成（戸建２０万円、マンション２００万円まで）を新設。
�┿�童発達支援センター機能の充実などが計上。
また、��危険度が４〜５ランクの原町１丁目、洗足１丁目、目黒本町５丁目の木密地域の建て替え助成などが計上されました。
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