■５１２号　施設白書に意見・要求を

５月９日まで 　４月１２日の区有施設特別委員会に、区有施設の統廃合に向けた今後の予定が示されました。 　４月１０日から施設白書をホームページや閲覧により公表。（５月２日有識者会議を傍聴した人には約５０００円の施設白書を持ち帰りできるかもしれません。）５月９日まで区民意見を募集します。 切実な要求を 　区が区民に求めていることは如何に統廃合するか（施設白書はそのための判断材料）ですが、いま必要な意見は、全く逆で、区民要求を多数提出することです。例えば、８００人以上も認可保育園に入所できない状況の下で、認可保育園を緊急に増設せよ、という意見・要求は切実で正当なものです。１０００人も待機者のいる特養ホームの増設も同様です。 今後の進め方にも意見を 　４月から具体的な見直し手法（統廃合や廃止民営化や売却など）を有識者会議と庁内検討組織の両方で検討を本格的にスタートさせます。 　５月２８日（予定）で施設白書の区民説明会を開催。６月に施設利用者アンケート（１７５施設すべて対象）、９月に区民アンケート（３０００人無作為抽出）を実施。１２月に区は統廃合方針の中間のまとめを公表する予定にしています。 住民参画こそ 　徹底した説明会の開催を要求しましょう。地区ごと住区ごと町会自治会ごと、施設利用関係団体ごとに説明会を開催すべきです。アンケートで区民の声を聴いたことにならないのは当然です。 　区長が財政健全化の目的と将来ビジョンは、目黒区基本構想・基本計画だというのなら、その柱である「住民自治の確立」に向けた徹底した住民参画こそ実施すべきです。