■４８８号　介護保険料を軽減せよ

区長に申し入れ 　目黒区は、第５期（２０１２〜１４）介護保険事業計画改定素案をまとめ、１２月１５日号の区報に載せるとともに、２０日、２４日に説明会を行っています。 　改定素案の中で、来年４月から３年間の保険料については、月額４２００円（基準額）から５２００円に１０００円引き上げる、ということが提案されました。 生活の深刻化 　これでは、高齢者の生活はますます深刻化するし、必要な介護サービスの利用抑制にもならざるを得ません。何としても保険料軽減を実現させなくてはなりません。 　こうした中で、日本共産党目黒区議団は、１２月２０日、目黒区長に対し、「申し入れ」を行いました。応じたのは、目黒区健康福祉部長と介護保険課長でした。 高齢者の医療 　区は、所得に応じて１０段階に区分している介護保険料月額を、さらに細分化して１２段階に区分し、低所得層への一定の配慮をするとしています。 　これに対し、区議団は、高額所得層への段階設定についてはさらに工夫の余地があると考えます。 国保財政の健全化 　素案では、「本人の住民税額が課税で、合計所得金額が１０００万円以上」の１２段階は、基準額の２・５倍の保険料で１３０００円としていますが、さらに、１５００万円や２０００万円の所得段階を設け、３倍程度の保険料を負担していただくなどを含め具体策を提案したところです。 １月中旬に決定 　事業計画素案の意見締切は１月２３日ですが、保険料はその前に決定します。「保険料値上げ止めよ」の声すぐ出しましょう。