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党の政策

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「新たな目黒区民センター等整備・運営事業(めぐろかがやきプロジェクト)
実施方針及び要求水準書(案)」に対する意見を提出しました。

新たな目黒区民センター等整備・運営事業(めぐろかがやきプロジェクト)
実施方針及び要求水準書(案)に対する意見
日本共産党目黒区議団
1.PFI事業については、様々な問題点がある。民間事業者の経営が破たんし、その後、市が買取をした事例や、コスト増などにより官民の契約見直しが不調に終わり契約解除となった事態もある。また、建物の天井が崩落した事例に関しては、PFI事業導入前の工法なら事故は起こらなかったとしている。
 目黒区は、区民センターの建て替えにあたり、PFI事業を導入し、70年もの定期借地権を民間事業者と結び、最大50メートルもの大規模な商業施設や高層マンションを建てさせようとしている。しかし、行政の責任は区民福祉の増進であり、事業者の参入させ、儲けさせることではない。
 よって、PFI事業ではなく、もう一度きちんと区民の声を聞いて、区が直接建て替えを行うこと。
2.今回、下目黒小学校が設計、建設、基本的な維持管理の事業対象施設として上げられている。しかし、下目黒小学校は教育施設である。教育施設の役割は一人ひとりの子どもに行き届いた教育をするための施設であるべきである。 現在、子どもは貧困やヤングケアラー、いじめなど、さまざまな問題を抱えている。そのような問題に正面から対応するためにも、子どもの権利が第一に保障されるよう、区が責任を持って建て替えを行うこと。
3.PFI事業では、そもそも区の意向も区民の意向も制限される。施設完成前、完成後の事業運営においても、区の責任のもと、区民の声が反映できるような仕組みを作ること。
4.公共施設の意義として、区民と行政が一緒になって作りあげるべきである。区民参加の保障のためにも、区民に対して、情報公開をきちんと行うこと。

以上

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