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「ささえあう生命(命)の輪 野鳥のすめるまちづくり計画」(素案)に対する意見を提出しました。

「ささえあう生命(命)の輪 野鳥のすめるまちづくり計画」(素案)に対する意見                             
                            2013年12月25日
                            日本共産党目黒区議団
1.都市として発展してきた目黒区に残されたみどりの減少は進んでおり、この貴重なみどりのある環境を守り、後世に伝えていく必要があるとしている。目黒区基本計画で緑被率20%を目指してきたにもかかわらず、逆に減少していると多くの区民が実感している。この間、失われてきたみどりについて、その理由をさらに分析し記述すること。とりわけ、大型都市開発の推進の中でコンクリートの街やアスファルトの道路などによって失われてきた自然環境、緑地や水辺を、逆に開発の際に大きく自然環境を創出できるような開発に転換する必要を記述すること。また、温暖化対策として、省エネや再生可能エネルギーへの転換の必要を記述すること。
2.みどりの保存や創出のためにこれまで区が行ってきたこと、例えば、民有地の緑を残す事前協議制度や公園の取得など様々な取り組みを記載し、開発等による減少から増加に転ずるために何が必要なのか、区民参加のトラスト制度や開発規制も含め、みどりの保全や創出に関わる区としての政策的な課題についても研究し踏み込んで記述すること。
3.「私たちの取り組み」の記述については、民間企業こそが開発の事業主体となってきた経緯を踏まえ、民間企業が「生物多様性について理解を深め、敷地の緑の保全や育成を図ること」や営業敷地内や新たな開発や事業活動においてみどりの保全や創出に努め、生物多様性に貢献することを記述すること。
4.区有施設、区有地における緑化を可能な限り推進することが求められている。学校、保育園などにおける天然芝化を含めた緑やビオトープの創出を記述すること。また、道路における街路樹やロードトラリスなどの緑化推進についても記述すること。
5.2014年度には、10年ぶりに目黒区の緑の調査が行われる。どのように行い、生物多様性の基となるみどりや地面や水辺の保全・創出にどのように生かしていくのかを記述すること。
6.野鳥の数値目標として現状維持の50では発展性がないのではないか。23区や東京全体の数値に基づき目黒区の数値を積極的に掲げること。また、世田谷区では白鷺を位置づけているが、可能な限り大型野鳥の可能性を記述すること。

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