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2011年度予算原案にたいする復活要望

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応対した鈴木副区長らに復活要望のい説明をする党区議団
日本共産党目黒区議団は14日、青木区長に対し新年度予算原案にたいする復活要望を提出しました。全文は以下の通りです。

   2011年度予算原案にたいする復活要望

                     1月14日 日本共産党目黒区議団

 目黒区民にも経済悪化の影響が影を落とし、新たな生活保護世帯の増加、非正規雇用と失業者の広がり、中小零細企業の経営危機など、ますます生活悪化が進んでいます。国が打ち出した年金額引き下げ、国民健康保険料や介護保険料などの引き上げ計画など、なおいっそうの区民負担も押し付けられようとしています。

 23区の中で5番目という財政力がありながら、「財政が厳しい」という状況をつくった要因である、中目黒駅前大型開発など都市計画事業や庁舎移転など借金と基金の取り崩しを行ってきた区政運営を改め、区民のいのちと暮らし、営業をどう支えていく予算にするのかが大きく問われています。

 切実な区民要求の実現という立場から、以下の復活を要望します。

 1.小学1年生で30人学級を実施する財政措置をとること。

 2.学校給食の質の確保とともに給食費を値下げすること。

 3.就学援助について、緊急の病気や失業による家計悪化にも対応できるように改善す  ること。

 4.私立幼稚園の入園費補助を10万円に増額すること。

 5.75歳以上の医療費にたいし助成すること。

 6.特養ホーム待機者の解消のため、区立第4特養ホーム建設計画の2年延長は撤回す  ること。また、地域密着型介護施設の設置計画も縮小しないこと。

 7.介護保険料・利用料の減免対象の拡大、区独自のホームヘルパーを拡充すること。

 8.熱中症対策のため、生活保護世帯でクーラーが無い世帯には設置費を補助するこ   と。

 9.若者の就労支援の強化のために、セミナーや企業と若者が直接面談できる就職説明  会を区独自で開催すること。

 10.住宅リフォーム助成の予算枠を拡大すること。

 11.JR跡地は、当初の公的住宅の整備という目的に戻し、事業者募集のための予算は  削除すること。

 12.中目黒駅周辺地区整備計画、および目黒駅周辺地区整備計画は凍結すること。

 13.箱根保養所の廃止については区民から批判があり、区民意見を聞かないまま強行す  るのは容認できない。よって、毎年計上されている改修や備品整備のための予算は  削減しないこと。

                           以 上

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