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党の政策

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第2号補正予算案編成に対する要望を提出しました

 日本共産党目黒区議団は7日、区が9月議会に提案する予定の第二号補正予算案に対する要望書を提出しました。内容は以下のとおりです。

目黒区長 青木 英二様

第2号補正予算案への要望

                    2009年8月7日  日本共産党目黒区議団

 昨年来の経済危機対策として、目黒区は「暮らしサポート21」としていくつかの緊急経済対策をおこなってきた。党区議団は、区が打ち出した対策について全体的に見れば前進面が多いものであると評価してきた。

 しかし、依然、経済回復の見通しは不透明であり、区民生活に与える影響も続いている。そこで、区議会第3回定例会で提案される補正予算案でも区民の暮らしを支える積極的な編成を望む立場から、以下、要望する。

                       記

1.生活困窮者が増え、生活保護行政の必要性が増している。しかし、目黒区の生活保護行政を見ると困難ケースが増えているにもかかわらず、十分な人員体制がとられておらず、生活保護者らへのきめ細かい対応ができ切れていない状況にある。区内でも増え続ける生活困窮者対策を充実させていくためにも、ケースワーカーを増員すること。

2.物価高騰が続き生活保護世帯にも大きな負担になっている中、生保世帯にたいして08年度に実施した特別支援金を引き続き、支給すること。

3.年末に向けて感染者の増加が危惧されている新型インフルエンザ対策として、すべての区民が安心して医療機関にかかれるよう、国民健康保険加入世帯の保険証の更新にあたり、滞納世帯への資格証明書発行をやめ、短期証を発送すること。

4.高齢者在宅支援ヘルパー派遣事業を以下の内容に充実すること。
 (1)費用を介護保険と同額にすること。
 (2)「65歳以上の高齢者」という規定を撤廃すること。
 (3)銭湯・理美容室介助サービスに通院の付き添いを加えること。

5.子育て世帯の経済的な負担が重くなる中で、来年度の区内私立幼稚園入学金補助の増額を見込んだ予算措置を講ずること。

6.学校給食費の父母負担軽減と給食の質の確保のため、学校給食に対する区の補助の増額し、給食費の値下げを行うこと。

7.深刻な経営難に陥っている中小零細企業対策として、中小零細業者の工場・店舗などへの家賃補助をおこなうこと。

8.障害者の要望が強い、すくすくのびのび園の利用料無料化と利用者の兄弟の保育を保障すること。

9.多数の申込者がある太陽光発電にたいする補助を拡大するため、予算を増額すること。

                                 以 上

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