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保育所待機児解消にむけた緊急要望を行いました

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 日本共産党目黒区議団は3月17日、目黒区長に対し増大する保育所待機者の早期解決に向けて緊急要望を行いました。
 要望書を提出するにあたって、保育園への入所希望は切実な要求となっており、新年度中に対応できるように早急に場所を探し整備するよう求めました。
 対応に当たった副区長は、1年先、2年先というわけにはゆかないと考えている。認証保育園もふくめて早急に対応したいと答えました。認証保育園をすべて否定するものではありませんが、保育料が高く不安定な民間の認証保育園任せではなく、区の責任で待機児を解消するよう求めました。区も、これに対し早急に検討していく考えを示しました。
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保育所待機児童解消にむけた緊急対策に関する要望書

 経済悪化が深刻化する下、収入の不安定な子育て世代を経済的困難が襲っています。「すぐにでも子どもを預けて働きたい」「働かないと生活ができない」など、保育所への入所が切実な要求となっています。
 今年、各地で定員を超える入所希望者が殺到していますが、目黒区でも528名の入所可能数に対し一次入所希望が1003名にも上り、このまま放置すればたくさんの待機児童が生まれます。
 区は、新年度から始まる2つの認証保育園で60名、認証保育園の定員増で40名を新たに確保することによって待機児童の一定数は解消ができるとしています。しかしこれでも昨年を上回る待機児童が出ることは明らかです。
 自治体は、保育を必要とする子どもに対し保育の実施責任があります。さらに今日の経済、雇用状況が悪化する下で子育て世帯の生活を支えるためにも、待機児童の解消は緊急の課題となっています。
 早急に待機児童解決に向け、以下の対策を講ずることを強く要望いたします。

1、実施計画、子ども総合計画待ちにせず、年度内にも待機児童を解消するため、区およ び公の未利用地などを活用し保育所(仮説を含む)を整備すること。
2、また、マンションや民間建物の一部を借りるなどして保育所を整備すること。
3、とりわけ待機児童が多い地域に特段の対策を行うこと。
4、公立保育所の増設計画を作ること。

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