石川恭子
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区民センター建て替え 公民連携でどうなるの? 区民センターの基本構想(素案)
 
      区民センター建て替え 公民連携でどうなるの?

   
……… 区民センターの基本構想(素案) ………                   
                       
……………………………………………………………………………………………………………………………………………  区民センターの敷地は約2万1000屐この敷地に社会教育会館・勤労福祉会館、区民ホール、体育館、図書館、児童館、美術館などがあります。区は、これらの施設の建て替え、“区民センターの基本構想(素案)”を明らかにしました。財政負担を軽減するため、公民連携で進めていくとしていますが、区民に寄り添った施設建て替えになるのでしょうか。
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  【民間活力の活用というけれど…】 
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区民センター建て替えの範囲

 素案では、区民センターの整備に当たり、設計・建設・運営、維持管理・運営など一連の流れにおいて民間事業者のノウハウを活かし、コンセプトを実現できる空間づくりをするとしています。財政負担を軽減するため、民間資金の活用を図るといいます。民間事業者を全て否定するものではありませんが、営利を目的とする民間企業に運営まで丸投げするようなやり方は問題です。
 区民センターは、区民の財産であり、様々な区民が利用する区有施設です。区民が気軽に利用でき区民の声がきちんと行政に届く区有施設の整備が必要です。

  【下目黒小学校・公園はどうなる?】 
 素案では、下目黒小学校の敷地も今回の建て替えの中に含めます。下目黒小学校を単体で学校施設として整備するのか、それともビルの中に学校施設を組み込むのか、現状では明らかになっていません。今後検討していくと言いますが、ビルの中に学校が入れば地面の校庭の確保は難しく屋上が校庭になることも予想されます。
 学校は、教育施設であり子ども達の教育を最優先し、単体で整備すべきです。
 現在、緑の繁るセンター内の公園は約1万屬△蠅泙后A念討任蓮公園の整備については、立体都市公園の導入を検討するとしています。渋谷に新たに整備された宮下公園、天空公園(ビルの上に公園をつくる)などが推測されます。老若男女が気軽に散策できる現在の公園を、天空公園にする必要があるのでしょうか。

  【会議室の確保を】 
 素案では、オープンスペースの充実を掲げています。その一方、今まであった会議室や研修室の縮小を検討していきます。素案で区民の様々な活動を支えるというのであれば、オープンスペースと共に個室の会議室をきちんと確保する事が必要です。

  【絶対高さ20mを守れ】 
 区は、この敷地の用途地域(第二種住居地域)を変更する事はないと言います。しかし、絶対高さ制限20mについては、変更することもありと発言しています。景観に配慮することなく、高い建物が林立する事が予想されます。
 さらに、区民センターの整備と共に、今後、施設使用料の検討にも入っていきます。施設使用料の値上げが心配です。
 区民センターには、様々な役割を持った区有施設があります。公民連携を優先させることなく、利用者の声・区民の声をきちんと受け止め、整備を進めることです。

   
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※区民センターの基本構想(素案)は、区ホームページで見ることが出来ます。
     資料がほしい方は、石川☎080(3408)0027に連絡ください。

   ※区はオープンハウス型の説明会を開催(緊急事態宣言で変更もあり)

   ・7月30日(金)・8月7日(土)10時から16時まで

   ・会場は、中小企業センター 2階、第一、第二

   ※パブリックコメント(意見募集)

   ・8月31日まで

   ※詳細は資産経営課・・・☎(5722)9876 


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