石川恭子
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区政報告ニュース
国保料・介護保険料・保育料の値上げなど 区民に負担増を強いる決算に反対
 
         国保料・介護保険料・保育料の値上げなど
      
                  区民に負担増を強いる決算に反対


……………………………………………………………………………………………………………………………………………  先日、2017年度の決算議会が終了しました。日本共産党区議団は区民に負担増を強いる決算について反対しました。その主な内容について報告します。
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【4分の1が滞納の中で国保料の値上げ】
 毎年のように値上げしている国民健康保険料がこの年値上げされました。国民健康保険の加入者の多くは、年金生活者や非正規労働者、無職の人等収入の低い世帯です。企業などの健康保険と異なり事業主負担がなく、国の補助金や目黒区が一般会計から繰り入れを行い国民健康保険を支えてきました。
 ところがこの間、国が補助金を削減する下で、区も繰り入れを減らし、その結果保険料は、大幅値上げとなりました。子どものいる年収200万円、300万円世帯では、保険料が年収の1割を超える事態となりました。高い保険料は、加入世帯の4分の1が滞納世帯に。滞納し続ければ、保険証が取り上げられ資格証が発行されます。しかし、資格証を持っていても病院窓口では全額医療費を支払わなければなりません。これでは、病気になっても医者に行けない事態になります。

【介護保険料・保育料の値上げを検討】
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 この年、新たな介護保険料や保育料の検討が行われ値上げを決定しました。
 介護保険料は、基準月額が5780円から6240円に値上となりました。少ない年金から強制的に保険料が引きおとされ、すでに高齢者からは「これでは生活できない」の悲痛な声が上がっています。保険料や利用料の負担が増える一方で、特養ホームの対象が要介護1から原則3に縮小されるなど、介護サービスは縮小されています。
 さらに保育園の保育料についても値上げの検討をし、今年の9月から値上げを実施しました。日本はOECD参加国の中で、最も子どもの教育に税金をかけない国です。こうした下で、やっと国の幼児教育や保育を無償化にする動きが出てきました。保育料の値上げは、国の流れにも逆行するものです。

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【「止めないで」の声も無視し
  障がい者リフト付き福祉タクシーの廃止】

 全国的にも誇れる障がい者のリフト付きタクシーは、障がい者本人や家族の負担を軽減するため区が助成し、通院や社会参加のための移動手段として利用されていました。ところが、2017年度で廃止しました。
 廃止のための区の説明会では、利用者からは、「経済的な負担が大きくなる」など悲痛な声がたくさん出ましたが無視。こうしたやり方は、障害者差別解消法からも逆行するものです。

【区民に寄り添い福祉の向上を】
 働く人の実質賃金は減少し年金はどんどん引き下げられ、貧困と格差の拡大は進み、貯蓄なし世帯は5割になろうとしています。
 自治体の一番の役割は、困窮している区民に寄り添い福祉を向上させることです。しかし目黒区は、暮らしを支えるどころか負担増ばかりの2017年度でした。よって日本共産党区議団は反対しました。


      豪雨対策の充実を求める意見書 区議会が都に提出

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  日本共産党区議団と自民党区議団が、それぞれ都に対する豪雨対策の充実を求める意見書(案)を提案していました。
 この意見書(案)を精査し次の内容の意見書をつくり、全ての会派、ほとんどの無所属議員の賛成によって採択され、都知事に提出する事になりました。
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1.土砂災害防止対策を推進するよう、既存建築物の改修並びに建替えに対する支援策を拡充するなど、国に働きかけると共に、東京都の支援策を構築すること。

2.河川の氾濫防止や市街地での浸水被害を防ぐため、護岸改修などの治水対策の推進及び都の指定する75ミリ対策地区はもとより下水道施設の処理能力の増強のさらなる増進を図ること。

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