石川恭子
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危険な都心の低空飛行 住民が国交省をただす
 
         危険な都心の低空飛行 住民が国交省をただす

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  国交省は、羽田の国際便を増やし「機能強化」をはかるために、都心の上空を低空飛行する計画を進めようとしています。7日「羽田増便による都心低空飛行に反対する東京連絡会」のみなさんが、低空飛行計画について国交省をただしました。会場には60名近い人が集まり、私も参加しました。
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【年間3万9千便が増える】
 国交省はオリンピック(オリンピック以降も)をめざし、現在1時間当たり80便を90便にし、国際便旅客機を年間3.9万回増やすとしています。南風時、15時〜17時のあいだ、都心を下降しA滑走路、C滑走路に1時間あたり44便が着陸する計画です。同じ時間帯にはB滑走路から1時間あたり20便が離陸。また北風時は、7時〜11時30分、15時〜19時のあいだ、1時間あたり22便がC滑走路から離陸する計画です。(地図参照)

  【牾いら入り海に出る瓩鯡技襪靴董
   1960年、羽田空港では、大型ジェット機が導入され品川区や大田区などでは、騒音にさらされ、各区の住民や議会や区長が国に強く低空飛行の中止を求めました。
 こうした運動の下で、羽田空港沖合移転に伴って、国は騒音問題の根本的解決を約束し、飛行ルートは「海から入って海に出る」のルールを確立しました。
 ところが今回の計画は、このルールを一方的に壊し、都心の上空を低空飛行するものです。目黒の上空では、スカイツリーよりも低い500辰ら600叩品川上空では350辰旅發気任后

 【落下物ゼロをめざすと言っても…】
 
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9月オランダ航空機から、数圓離僖優襪自動車の屋根に落下するなど、飛行機の部品や氷の落下物の事故が増え不安が広がっています。落下物は、分っているだけでも年間50件あまりあり、海に落ちていることも指摘されています。参加者から、落下物対策について説明を求める声が上がりました。国交省は、有識者らによる「会議」を推し進め、狢从防止の基準の検討”や疝邁縞があったときの対策、補償や航空会社への処分を検討”と答えました。参加者からは「落下物をゼロにするものではない」と怒りが…。同席した日本共産党の山添拓参議員からは「成田空港で始まった到着便の機体調査は、海外の航空会社から理解が得られず予定の1割しかできていない」と報告がありました。
 国交省は、今まで外国飛行機については飛行機の部品の脱落(落下)については、報告を求めて来なかったが「成田、関空、千歳、羽田、中部、那覇空港」については脱落(落下)があった場合、空港管理者に報告してもらうようになった」と発言しました。しかし、報告を求めるものであり義務ではありません。これでは落下物対策ゼロに向けて、海外の航空会社の協力を得ることはできません。

 【都民に対する丁寧な説明会を】
 国交省は、これまで、オープン型説明会(区役所の入り口にパネルなどを展示し、来場者が質問すればそれに答えるもの)をしてきたと言いますが、多くの都民には知らされていません。参加者からは、住民が一堂に会し意見や要望を共有できる説明会を開催してほしいと声が上がりました。この要望は、住民から何度も要求しているものです。目黒でも同様の説明会をしてほしいと区をとうし、国交省に要望していますが、全くの返答なしの状況です。都民の安全を第一に考えれば、羽田に集中する低空飛行計画は撤回すべきです。

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     ノーベル平和授賞式 被爆者の力強い訴え!

 10日オスロでノーベル平和授賞式。核兵器禁止条約への貢献が評価され国際的NGOのICANが受賞し、授賞式で、被爆者サーロー節子さんが演説。4歳の甥が被爆し溶けていく中で最後まで水を欲していたと広島・長崎の悲惨な実態と、「核兵器は必要悪ではなく、絶対悪」「核の傘にあるものも共犯者」など核兵器廃絶を力強く訴えました。カナダの大使は、被爆者の話を始めて聞いたと言いました。演説は多くの参加者を感動させたと報道。核兵器禁止条約を認めることができない日本の政府はサーロー節子さんの演説をどのように聞いたのでしょうか。

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