石川恭子
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区政報告ニュース
住宅リフォーム助成の拡充・認可保育園の増設 認知症デイサービスの整備など実現《2014年度予算原案》
 
  住宅リフォーム助成の拡充・認可保育園の増設

                 認知症デイサービスの整備など実現


         ……………《2014年度予算原案》……………

……………………………………………………………………………………………………………………………………………  7日目黒区は、2014年度予算原案を発表しました。区民の皆さんが要求してきたものが実現する一方、経費削減によるサービス低下も…。主な内容を報告します。
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 【区税収入31億円の増】
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 予算原案の総額は893億円で、前年度に比べ61億円(7.4%)の増額となっています。増収の要因は、区民税やたばこ税の区税収入32億円と消費税増税による5億8千万円の増などによるものです。しかし、区税収入が増えても、区民の暮らしは大変厳しいものです。年金削減や上がらない賃金の下で、増税や各種保険料の負担増等が大きな負担となっています。
 こうした中で、区民の皆さんが声を上げ力を合わせ取り組んできたものが実現しました。

 【区民の皆さんと力を合わせ実現】
■高齢者
○田道高齢者センターに小規模多機能居宅介護施設(デイサービスとショートステイー)、さらに認知症のデイサービスを整備

■障がい
○障害のある子どものための放課後デイサービスの整備(2カ所)
○すくすくのびのび園に、18歳までの児童の発達相談に対応する地域支援事業、児童発達支援センターを開設。

■子育て
○私立認可保育園4月から3園開園。さらに小規模保育園開設など合わせて300名の定員拡大。

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■防 災
○民間建築物の耐震補強設計助成(戸建20万円、マンション200万円)の創設
○小中学校体育館(烏森、中根、五本木、3中)のつり天井の落下防止対策
○呑川沿いでの豪雨排水対策、非常用排水機など
○7住区に災害時の要援護者用救助用具の整備

■住 宅
○住宅リフォーム助成5%から10%に引き上げなど…。




         予算案への復活要望提出 日本共産党区議団

…………………………………………………………………………………………………………………………………………… 14日、日本共産党区議団は、2014年度予算原案に対する復活要望を区に提出しました。内容は以下の7項目です。
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1.民間木造住宅の耐震診断について、2分の1補助を全額区の助成に戻すこと。

2.子育て世代にかかる負担軽減のために、認証保育所など保育料助成に加え、助成対象を認可保育所以外のすべての保育
施設に子どもを預ける保護者に拡大すること。

3.私立幼稚園の入園料補助を10万円に増額すること。

4.生活保護基準の引き下げの下、少なくても受給者に対する夏季、冬季の法外援護策を拡充すること。

5.緊急財政対策で切り下げられた高齢者、障がい者の紙おむつ支給を元に戻すこと。

6.図書館利用者の要望に基づき、削減された図書購入費を復活するとともに、開館時間を元に戻すこと。

7.JR跡地、大橋図書館跡地は売却せず、区民のために活用すること。




        JR跡地の売却とサービスの切り下げ

 区民要望が盛り込まれた一方、予算原案には経費削減・サービスの切り下げがゾロゾロと入っています。 母子支援施設氷川荘の廃止、社会教育事業の職員削減、美術館の運営事業費補助の削減、シルバー人材センターの補助の削減など。さらに区民の貴重な財産であるJR跡地や、大橋図書館跡地の売却が盛り込まれています。2012年度決算は43億円の黒字となりました。活用できる基金は財政計画を12億円も上回り86億7千万円にもなっています。区民への負担増サービスの切り下げは許せません。

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