石川恭子
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区政報告ニュース
「認可保育園に入りたい!」「育休が切れたら職場は退職」切実な声が次々と
 
   「認可保育園に入りたい!」

       「育休が切れたら職場は退職」切実な声が次々と


……………………………………………………………………………………………………………………………………………  10月10日、育休中のお母さんや保育関係者等30名余りが参加し、区に対し保育園に入園できない厳しい実態や、認可保育園の増設を訴えました。
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 【小さい子どもを抱っこしながらの参加】
当日夜間の時間帯にもかかわらず、小さな赤ちゃんを抱っこしたお母さんたちが大勢参加。認証保育園を出た後、認可保育園に入ることができるのかどうか不安を抱えた人、認可保育園・認証保育園どの保育園にも入ることができず悩んでいる人、保育園に入れず仕事を辞めた人など様々でした。
 最初に保育課長から、来年4月の保育園整備の計画と将来待機児の推移を見ながら入園予約システムを検討していくことが報告。次に目黒独自の問題である育休中の人を待機児から除外することについて説明がありました。「過去に入園が決まりながら、翌月職場復帰ができず入園を断った人がいたので1カ月枠(保育園の)が空いた」だから育休中の人は待機児にカウントしないというのです。しかし、こうした問題はシステムを少し変えれば解決できることで、区の説明は納得できるものではありませんでした。

 【育休中、不安でしょうがない】
 何人ものお母さんから「楽しいはずの育休中が、保育園に入れるか不安で不安でしょうがない」「せっかくの育休が、保育園のことが頭にあり悩みながらの子育て」など、育休中の不安が語られました。今年4月に出産した方は「フルタイムで働いていても、その半分の人しか認可保育園に入れない。住みなれた目黒で子育てしたくても目黒でできない」、さらに別のお母さんは「共働きしなければローンを返すことができない」等、切実な経済的理由が話されました。
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 改めて、子育て中の保護者が置かれている不安定な状況を再認識するものでした。そして私がもっと驚いたことは、何人もの方から役所の窓口の対応に泣きながら帰ったという言葉です。お母さんたちが、認可保育園に入園するために藁をもすがる思いで窓口に相談に行っても丁寧に答えてくれないという怒り。「ベビーシッターを雇ってください」と言われショックを受けたと…。

 【待っていられない】
 お母さんたちからは「今後の保育園整備の計画を話されても、今保育園が必要なんです」「今保育園に入りたいんです」切実な叫びがありました。最後に、区に対し、認可保育園の増設と育休中の待機児の扱いについての要望書が提出されました。
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※まさに子育て真最中のお母さんたち達の声は、重みがあり切実なものでした。かつて多くの保護者や保育関係者の「ポストの数ほど保育園を」の運動の中で、保育園の増設が進められてきましたが、今また大きな運動が必要だと実感。国は待機児解消の声を無視することができず、新たな法律の下規制緩和した園庭のない保育園や保育資格の少ない保育士による保育園などの整備を進めようとしています。
 保育園は、子どもの成長を保障する場であり、質も量も求められます。批判があった役所の窓口対応については、保護者の立場に寄り添い、丁寧な説明が必要だと思いました。保育園に入れないお母さんたちの声をお寄せください。

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        東京都・未利用の都有地232カ所を公表

                               共産党都議団の要請にこたえて

 東京などの場合、保育園をはじめ福祉施設を整備するにあたり土地の確保が大変困難。共産党都議団は、福祉施設などに優先的に提供し、無償または大幅に減額して貸与することや都有地の情報提供を要望してきました。 こうした中で都は、財務局などの未利用の都有地232カ所を公表。(目黒区では柿の木坂2丁目に2カ所…そのうち1カ所に認可保育園整備の計画がすでに明らかになっています)
 全カ所については、都議団のホームページで見ることができます。

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